エヌママワーカーのプロフィール

初めまして。
出版社で働く45歳の私は、雑誌編集者を経て、ウェブメディア運営をするワーママサラリーマン「エヌママ」です。

大した結果も出せなかった私は現在、第三子を出産し、育休取得後に職場予定です。
その育休中にWebデザイン、動画学習を学び、ブログをスタートさせました。
ズブの素人、超初心者ブロガーです。

40オーバーのおばちゃんにもなって、なんの取り柄もない私がブロガーって。。
と自分でも毎日ツッコミを入れてます。
それでも日々、数々の敏腕ブロガーの前向きになるブログを読んで、トップクラスのブロガーとひと回り以上も歳の離れる私も何かをしたためたいと、2020年の春、ブログを開設しました。

世知辛い世の中、特にアラフォーのワーママのみなさんとネットで繋がれたら嬉しいなと思いながらパソコンに向かってます。
そんな私の今までのプロフィール、少しでもサクッとでもかじってもらえたら本当に嬉しいです。

編集者に憧れて… ワーカホリック編集人生に…

20年以上前、雑誌編集者にあこがれて小さな編集プロダクションに就職しました。
当時TVのCMで頻繁に流れていた有名な『フロム エー(FROM A)』というアルバイト雑誌で見つけました。

通称、「編プロ=編集プロダクション」は、出版社から雑誌や本の編集のお仕事を頂く、平たく言うと下請けの会社の事です。
TV業界や出版業界では頻繁に大元の会社からこの編プロさんに制作物をお願いする事が多々あります。
現場感覚を知った編プロ出身の編集者は、編プロから巣立って大元の会社へ行ったり独立して自分で会社を立ち上げられる方も多くいます。

私が在籍していたその編プロは入口にピーチクパーチク鳴いている黄色や水色の小鳥たちが棲む鳥かごが吊るされた、おおよそここで雑誌が作られているとは思えない一風変わった趣きのマンションの一室でした。

中に入ると、狭い部屋内には何人もの若い男女の編集者たちがところ狭しと机を並べて雑誌を作っています。
ちなみに鳥かごの鳥たちは、そのマンションのオーナーのものという情報を同僚から入社後に聞きました。
私の編集者人生は鳥かごを目印にしたマンションの一室からはじまりました。

そこでの私はまさに働き蜂🐝
酷いときには2ヶ月に1度しか休みがありません。
洗濯物も2週間以上ため込み、校了明けようやく洗濯機を回すなんてこともザラ。

今ってこんな時代錯誤的な仕事内容の会社、まだあるんでしょうか??

それでもその編集プロダクションの仕事はとても刺激的で面白く、私にとって楽しくて充実したワーカホリックな時間を3年間過ごしました。
今以上に仕事に対して熱量のある若い時に知り合ったその時の仲間とは、現在45歳の私ですが、今でも連絡をとったりお仕事をご一緒したりしてます。

月間で若い男の子向けのストリートカルチャー誌を作っていたその編プロでは、常に時間に追われる生活で社内で寝ることも多く、締め切り前後の3日間や4日間家に帰れないなんてことは当たり前。
プライベートなんてものは皆無でした。。
そこで働き始めて半年くらいの24歳の時、このまま働き続けたら過労死するかも?!と恐怖に駆られ生命保険に加入したのもこの時です…

こんな酷くて楽しい仕事生活も3年続けた26歳の頃、さすがにこの非人間的な編プロ生活、続けるの、、どうなんだろう?と、もう少し人間的な生活が恋しくなり、編プロを退社。

〜この編プロを辞めて、出版社に再就職した後、一緒に雑誌を作り始めたのはその時の仲間でした。〜(その時の話はまた追って書きたいと思います。。)

例のごとく『フロム エー(FROM A)』で見つけた飲食店のアルバイトでやや人間的な生活に戻りました。
もう締め切りに終われることはない。
ダメ出しもくらわない。
3年間久しく会ってなかった地元の友だちとも会うようになる。

ところがそんなバイト生活にまたもやモヤモヤし出します。
あの編プロ時代に経験したワーカホリックな時間が恋しくなるのです。

バイト生活を断ち、出版社に再就職。雑誌を立ち上げるも。。

平穏なアルバイト生活を続けたら良かったのかもしれませんが、、
私は根っからのM体質なのか、ものを作る仕事が好きなのか、雑誌作りは本当にしんどいのに、
バイト生活が1年もしないうちに次の仕事を、またまた『フロム エー(FROM A)』で見つけます。
今度は出版社を受け、2度の面接で無事に再就職する事ができました。

私は、現在も所属するこの会社に入るや否や、、前述した通り、前の編プロで知り合った友だちと女性ファッション誌を生み出し、全く売れない3年間を過ごします。
その赤字垂れ流しの3年間は、まさに出口の見えない暗闇を歩いているようでした。

会社からも「いつ黒字になるんだー?」というプレッシャーのかかる会議が私の心をえぐり、正直しんどかったです。。

半分諦めかかった時に、ファッションとは関係ない世界で生きてきたその時の上司が出したアドバイスが功を奏し、その月刊誌の危機を救い見事4年目から単月黒字の日々を送ることになります。
5年目からは会社が負担してた3年目までの赤字額を見事クリア。

その時の上司やクライアントから広告をいただく広告部のスタッフはみるみる昇進していきます。
その女性ファッション誌を制作するフリーランスだった私の友だちは、会社からの制作費も上がり、若い編集スタッフを何人も雇う立派な編プロになっていきました。

私は徐々に会社に居やすくなるものの、ただ企画を出した人というだけの人です。
いわゆる大きな昇進はありません。
私の辛かった3年間。。
仕方がないです。
結局、友だちの編プロが手がける本をサポートしてあげただけ。
でもだから会社も私をそこまで咎めなかったのも事実。

作ってるのは編プロだから。ということでプレッシャーから逃げてました。
そのファッション誌は、出版不況の中、なんとか現在も発行され続けています。

私は何年もそのファッション誌と関わり、時にはページも作り、宣伝のプロデュースをしてきたので、カジュアル系のファッション業界や雑誌においてはかなり詳しくなってました。

そんな私は、自分でも何か作りたいと企画を出し、ファッション誌のヘアカタログなどの別冊本を制作し、また、著名人の書籍、健康本を単発で作ってきました。

ただ、何冊かはスマッシュヒットは出るも、やっぱりファッション誌を制作し、軌道に乗らせるすごさに比べたら。。
書くまでもありません。。

くどいようですがファッション誌を作ってるのは一緒に立ち上げた私の友人の編プロです。
時に販売や広告の営業をしたり、時にページを制作したりする私は、ただのサポート係り。
悔しくても、怖くて自らそう選んでそうしてきたので、その事実は事実で受け止めるほか仕方ありません。

妊娠・結婚・出産。3度の育休で、このままで良いのか?と振り返る

立ち上げたファッション誌も軌道に乗り、別冊本など制作し続けてきた私は35歳になってました。。
周りの友人たちが結婚し始め、私もその流れに乗りました。
というより乗れました。かも知れません。
現在の旦那さんとは9年前のバイト先で知り合い、9年も付き合いできちゃった婚が出来た。

こと出版社や代理店などに務め、メディアに関わる仕事をする女性サラリーマンは仕事が忙しく楽しい分、婚期が遅かったり、しなかったりする人も多いです。

私はやっぱり人並みに結婚・子育てなど経験したく、35歳で妊娠・結婚、36際で第一子、39歳で第二子、44際で第三子を出産し、その度に産休・育休を取得させてもらいました。

第三子を出産後の育休中、40代半ばになっていた私は、産休に入る前の仕事がウエブメディアの運営だったこともあり、「なにか始めないと後悔する。。Webデザインと動画を学ぼう」と専門スクールに通います。

【体験談】育休中デジタルハリウッドでwebデザインと動画を学んだ

結果、学んで本当によかった!
これから残り半分な人生の追い込みをかけるのに、とてつもなく充実した学習ができたのは本当にラッキーだった。

昨今の出版業界の低迷により、今の会社もネットビジネスやEC、イベントなど、雑誌以外の分野にも手を広げ、人もお金も投資している。

3回目の妊娠は自分が務めるこの会社も今、過渡期を迎えているように感じた時期。
ちょっと休める。。色々考えようと思わせてくれた3回目の産休・育休でした。
余裕がなかった1人目の妊娠・出産。
すぐに復帰した2人目の妊娠・出産。
もう若くないと焦ってる自分ももちろんいたけれど、
十分考える時間と、心のゆとりをもらった3回目の妊娠・出産。
この産休・育休は何よりありがたかった。。

これからのことを落ち着いて考えれたから。

3人娘の内、上2人はもう小学生。
一番下はまだ1歳ですが、お姉ちゃんたちもお世話に協力的。
ちょっと集中したい時、一番下の妹の面倒をみてくれる。
だから専門スクールで学習後、このブログも始められて、少しづつだけど動いて進めてる。

動画の学習もプラスアルファで、少し習いたい私は、追加で現役で人気ユーチューバーのユーチューブを制作する生ハム帝国による動画編集講座「Movie Hacks(ムービーハックス)」を購入。

曲がりなりにももともと雑誌の編集を生業にしていた身。
動画編集、めちゃめちゃ楽しい!
ポートフォリオが出来たらぜひ掲載してみようと思ってます!

アナログだった私が、デジタル方向へ舵を切る

アナログな出版とウェブサイトって相反するものな気がしますが、いろんなブログを読んでみて、メディアを作るという意味では出版もウエブ界も一緒な気がしています。
「紙」と「ネット」というツールが異なるだけで。

『出版業界 オワコン部?!』育休ワーママがデジタルハリウッドで学ぶ理由

このブログではワーママでサラリーマンの私「エヌママ」が今までのアナログな編集者で得られた事、これからのデジタルでちょっとづつ得られる事を書き綴ります。

そして、3姉妹の子育てで子どもたちから得られた、びっくりした経験や驚いた事、ためになった事と合わせて、皆さんに共有していきつつこのブログ「3姉妹を育てるアナログなワーママ、デジタルへの路」にしたためていきます。

もう誰かのせいにして中途半端に後悔したくないから。
自分の人生を自分の責任で子どもたち旦那さんと過ごす貴重な毎日とサラリーマンで得た気づきが1人でも誰かに刺さったり、喜んでもらえたらこの上なく嬉しいです。

ワーママのみなさん、これからワーママになる育休ママのみなさん、将来ママになるプレママのみなさん、そのママたちを支えるパパも、プレパパもどうぞよろしくお願いいたします。