「よく分からないから」
「なーんか面倒くさそうだから」
「今じゃなくても良いかなと思って」
「ふるさと納税」ってなんであんなにCMとかやってるんだろ?
この出版不況の中、増刷を重ねて3万部以上も売り上げた西村博之さんの【1%の努力】を読んで、その無知で愚かな考えが一変しました。
私も僕もそうだった。。って人いません?
もうふるさと納税もしてるし、西村さんの本も結構読んでるしっていう知識のある人は参考にならないですが、
私、えぬままわーかーみたいに知ってるつもりだった人には、割と意味あるので、3分間だけお付き合いくださいませ。
「まだ会社に頼ってるの?」「個人で生きなきゃ」「努力って誰にでも使えるんだよ」「必死で生きなきゃ」とかっていう流行りの『思考』に疲れてた人には、「そんなにがむしゃらに努力しなくても生きていけるよ」と、懐にすっと入ってきてくれる実は優しい本です。
『思考』って当たり前だけど大事ですよね。
【1%の努力】読んで、ふるさと納税したくなる思考術
自分の持ってるスキルや経験だけで将来どう生きるか?
今ある現実を楽しみながら生きるためには?
最初はビジネス書の勢いで読み進めてたんですが、これはネットで成功した西村さんの思考術だなと察しました。
・片手はあけておく
・暇は全力で作るもの。
・しょせん世の中は人間がつくったもの。構える必要なし
・自分しかできない、競争のいらないところに張る
・それは修復可能か?
などなど、もう西村語録がわんさか入ってきて、実績ある億万長者の言葉なもんだから、納得感たっぷりで、それはそれは飽きずにサラッと読めちゃって、やっぱりこんだけ成功してる人はぶっ飛んでるなーと興味深く読ませてもらいました。
正直言って凡人にはできる事とできない事があって、、
ただ、その凡人が1%の努力だけで生きる術として、
なにが一番大切で、その為にどんな行動や新しいことをやっていきたいか?
頑張らないで生きるには?
精一杯やると病んじゃうからぼちぼちで。
暇を全力でつかむ=心に余裕があるくらいが調度いい。
そんな風に考えることで、精神的に健康で大切な家族と幸せを感じて生きることができます。
あと、私は、本を読んでみて興味深かった
「あなたはふるさと納税をやっているか?」
と書かれていた「ふるさと納税」を調べることにしました。
ちょっと調べたところ、ネットショッピング的な感覚で
お米とか、ハンバーグとかカツオのたたきとか、美味しいものたくさんふるさと納税でお得に買えちゃったんです。
おーこれはやるべきだし、調べるべきだなと。
Twitterでご本人も
努力しても勝てない世の中で、
「努力しないで勝ちを拾いに行くか」
「勝ってないけど笑いながら楽しい時間を過ごすか」
をテーマにしてます、と書いてました。
その意味を読んで実感して、さらに「ふるさと納税」で行動まで起こせた。
あんなに面倒くさそう。。
って毛嫌いしてた私が。
今ある現実を楽しむ余裕っていうんですかね?
なんかそういうのをおしえてもらいました。
才能がない、スキルがない、努力できない人でも、そのない頭をフル活用して、生きていく思考術。
知らなかった分からなかったことは調べれば良くって、ちょっと調べてこれはお得だし、それがあとからでもできることならやらなくていいけど、今やらないといけなかったらやった方がいい。
人が面倒くさそうと思ってるものほど、なにかがあるから目を向けるべき。
そして、修復可能なあとからでも取り戻せるものなら一旦無駄にした方がいいけど、取り戻せないんだったら今やった方がいい。
とても合理的思考だし、これなら凡人にもできる。
👇ちなみに「ふるさと納税」はこんな感じのものですよー
要は、払ってた税金と¥2,000で、全国各地の美味しいものや雑貨、日用品なんかが購入できること。
納税額によって(¥2,000で)購入できる金額が変わってくるので、所得によるシュミレーションをみて、幾らのふるさと納税が出来るのか?チェックしてみてください。
例えば、だいたい年間¥3,000,000の所得なら¥28,000分くらいのふるさと納税のものが¥2,000で買えます。
¥5,000,000なら¥61,000のふるさと納税のものが¥2,000で買える。
他にもシュミレーション出来るサイトはググるとたくさん出てくるので、お好みのものを。
寄附をした合計金額から2,000円を引いた差し引いた額が、すでに納めた所得税と翌年納める住民税から控除されるので、確定申告したらok!
でも、確定申告が面倒くさい。。
っていつ人も多いと思うんですが、数回しかふるさと納税しない方に、便利な「ワンストップ特例制度」があります。
「ワンストップ特例制度」は、ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄附した金額の控除が受けられる仕組みのこと。
「寄附金の税額控除にまつわる申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄附した自治体に送るだけ。
実は2015年から控除上限額が約2倍になってて、「ふるさと納税」がさらにお得な制度になってたなんて!
地味に面倒くさいイメージだけど、派手にお得な制度だったんですよね。
流行りの個人主義だけが生き残る訳でもない
昨今のコロナ騒動も追い風になって、リモートワークが主流になってきてますよね。
さらに企業も経営状況が厳しくなり、リモートワークで見えたリストラ対象者をピックアップしてたり。。
ただ、個人で生き残るのだって至難の技です。
ブログやら、SNSやら、ウェブデザインやらを1年以上やってても個人でフリーランスとしてまわせるくらいになるのって、結構な努力が必要。
さらにサラリーマン時代の報酬を求めるとしたら、、自分が思ってる以上にやらないといけなくて、通常の業務以外にも別に経理やら雑務が毎日プラスされる。。
だったら会社で生き残る術を身につけるのも悪くない。
自分にしかできないポジションを自分にしか出来ないやり方で守る。
現場を知ってる自分を通した方が新しい企画ができる人脈を持ってるとか、
自分が作ったシステムで案件を動かしてるとか、
本来なら誰にでもできるのに、わざと小難しくさせて自分にしか出来ないものにする技。
それなら凡人にも【1%の努力】で「生存する」ことが可能になる。
サラリーマンとして自分にしかできない風な動きで全うしつつ、そのスキルや知識を副業に活かすことだってできる。
本にも書かれてたけど、
その人の大事なものを見極めて、なんとなくでいいから、将来をゴールを設定しておけば、行動がかわって目標が近づいてくるっていうのは、
西村さん始め、きっと成功したほとんどの人がリアルにやってきてることなんですね。
大切なものを守りつつ
どんなふうになりたいか?
を想像しておいて、1%の努力でできることを周りの人と違う視点で探して、自分にしかできないものにする。
たくさんの努力はいらないから片手だけは全力で空けといて!
そしたらおのずと新しい行動をとるための、または取りたくなった時に追い風が吹くはず。
私は優秀で変わり者の変人な編集者が好き!
雑誌などの編集業を約20年やってきた私ですが、大きな業績と言えば、カジュアル系レディースファッション誌を立ち上げたこと。
と言っても、知り合いの敏腕で良い意味で変人な編集者に声掛けして制作してもらい、社内の調整やプロデュースに関わる対外的な業務などをサポートしてだけきたので、制作の根幹部分はほぼ敏腕編集者が担っていました。
3年間は赤字垂れ流しのお荷物媒体だったのが、3年後単月黒字化に成功し、今までコバンザメ的なポジションで20年間やってこれた!
そもそも私自身にはなにか生み出せる才能がある訳でもないし、私自身は関係なく、変人と呼ばれるような面白くて変わり者の人やものが好き。
多分そこが人と異なる自分にしかないもので、変わり者の人と仕事を取り組めたから、世に生み出したファッション誌は売れた。
自分の力じゃなかったから。
人にバッチリ頼ることができたから。
だから私はせっかくなら、そういう変人たちと絡んで仕事していきたい。
全部が全部じゃないけど、1%の努力でやってきたものやことって、私みたいな凡人の人も今までやってきてるんだろうなと。
最近は変人が周りに見当たらなくて、、あれだけど。。
でも本ならたくさん見つけられる!
その中の1人が西村さんで、わかりやすくその人の頭を覗かしてくれた本【1%の努力】に出会えた!
Kindleだったから、¥1,336。
¥1,336で買った思考術は、今後も事あるごとに余すことなく使わせて頂きたい。
人が見てない・知らなかったけど気になってるもの、まだまだあるよね
1%の努力で自分にしかできないものや、人が面倒くさがるもの、やりたがらないもの、世の中にはたくさんあるんですよね。
今後、日本も老人大国になるんだから、シルバー世代に向けたサービスはきっと上り調子なはずだし。
シルバー向け商材とかはリスクは少なさそう。
そう言えば、知り合いにおばさま向けファッションカタログ「ハルメク」を制作してる出版社に勤める子が、売り上げ悪くないって言ってた。
むしろカタログの商品売れてるのあるから、出版社って最近良くないけど、若い子とかもそこそこもらってると。
ってゆうか、西村さんって昔「2チャンネル」作ってもてはやされてただろうし、最近だと結構コメンテーターとかで呼ばれて、元大阪府知事の橋本さんとかと対談したり、割と取り上げられてるけど、なんか鼻につかないの、わかった!
やっぱり凡人をバカにしてないって大事。
ただ人と違う意見言ってるだけじゃないっていうか。。
頑張らない人を頑張るように仕向けてない物言いは好感持てちゃいます。。
そういう意味でおばさんおじさん達にも優しい。
あ、でも「できない人」っていうのを前提に話してるだけかっ。(^_^;)
ちなみにネット民とかって、前は若い人とかやってて隠れたイメージあって、今でも一部はネットで悪口言って楽しんでる人ももちろんいるけど、、もはやその考えがオワコンなのかも。
むしろもうその辺の普通のおばさんとかおじさん達がわんさかネットに流入しちゃってて、ネット文化も、ブログとかSNSとかもう俗化してますよね。
マスっぽくなったのも、こうやって西村さんみたいな人が一部に向けたサービス作りながらも、マスに拡大させてるからなんだろうなと感じちゃう。
どうですか?
ふるさと納税やってなかった方、やりたくなりました?
できないならできないなりに1%の努力で生きよう!