【出版業界オワコン部?!】おじさん達の思考を代替えしちゃえば?!

こんにちは。

メンズカルチャー誌や女性ファッション誌、健康系の書籍など、編集を約20年生業にしてきた
えぬままワーカーです。

ネガティブ思考を活用し倒して執筆しています。

約20年、雑誌や本の編集者を生業として出版業界で生きてきた私が、
出版業界こうしてみてもいいんじゃない?を、勝手にひとりブレスト手記として書いてみました。

今の日本って基本、
おじさんたちが作ったおじさんたちのためのおじさんたちによる社会なので、
正直女性たちや若い人たちが苦しんでます。

出版なんて最たるもんで、出版社にはもちろん、
取次先やら印刷会社やらに古ーい歴史が物凄ーく切り刻まれてる。

毎年というか毎月、毎週のものもあるか。

発行される媒体毎に積み上げられていく出版物の在庫のために場所代なんかも取られて、
自転車操業的な出版社もある中で必死で耐えてるおじさんたち見てるのちょっと辛いです。

相撲や野球みたいなスポーツとか、あと古いといえば建設業とかも?なのかな?
きっと日本には、ヤバーいこの先どーするーって業界、割とたくさんあるんだろうな。

そんなアナログ感満載なおじさん業界を、もしだったらこんな感じとかどうかしら?
と勝手に未来提案させて頂きました!

1億総活躍時代とか言われておばさん女子たちも安くこき使われてるけど、若くて賢い男女を高く使うのも結構ありじゃないですか?

 

【出版業界オワコン部?!】おじさん達の思考を代替えしちゃえば?!

 

某出版社 Sさん

あの凝り固まったおじさん達の思考を代替え?

えぬままワーカー

例えばYouTuberのヒカルさん、ラファエルさんとか、やんちゃな若い人に各メディアのYouTubeも含めたウェブメディアを作ってコンサルしてもらうとか。

年齢層高い出版業界の若返りも図れちゃいそう?!

出版社も広告料を払ってPRしてたりするし、その費用を若いコンサルさんににまわしたら、かなり媒体の見え方も違ってくるはず。

一石二鳥でも三鳥でもイケる可能性あるのでは?
もちろん無理は承知で。

出版業界って10年以上前から「出版業界オワコン説」ありますが、その勢いはとどまることを知りません。

 <img src="nmama-worker.comp565previewtrue_c.jpg" alt="全国出版協会「出版指標 年報 2020年版」"/>
全国出版協会「出版指標 年報 2020年版」より

10年くらい前からのスマホの普及でブログやTwitterなど、SNS文化が台頭し始めて本を買わなくなり、ここ最近のコロナ騒動のリモートワーク化でますますその勢力はましてます。

一方で電子書籍はというと紙媒体と比べて伸びてるのがわかります。

 <img src="nmama-worker.comp565previewtrue_d.jpg" alt="全国出版協会 「紙の出版市場と電子出版市場合計」"/>
全国出版協会 「紙の出版市場と電子出版市場合計」より

コロナ騒動も加わって、近い将来で紙媒体がまるっきり売れなくなって、なくなっちゃう事はないと思いますが、急激に売り上げが落ちるのは、否めません。

これが昔おじさんの考えたおじさんのための日本の社会構造です。。

それでも日本っておじさんたちが支えてきたのも事実だし、一生懸命働けば結果がついてきた人たちも多かったはず。

けど今は、、努力したら結果が出る時代でもなく。。

むしろ努力し過ぎて、病気になっちゃった人たちも結構いましたし、今もいます。

プライドだけはいっちょ前なおじさんたち。
そのプライド、せっかくなら「頭の柔らかい若い人たち」にかけてみたらどうかな?
(私もプライド高かったおばさんなので、簡単に根幹を変えたりだなんて、、と引き腰になる気持ち凄く分かります。。)

別にYouTuberじゃなくても、若くして成功した頭のいい若いエンジニアさんとか、ウェブマーケターさんとか?

若くてブイブイいわせる(←あ、これももうヤバい表現ですね(・・;))、できる人にガッツリとお支払いしてしっかりコンサルしてもらって、業界変えちゃうってものもありなのでは?

とかってアナログ感たっぷりなおじさんに言ったら、意外にも「ええよー」とか言うのかな?

もちろん「イヤイヤもうそれやってるよ」って会社や個人の方も多いと思うんですが、、チョイスする人がそんなに若くなかったり、単純に中途半端な実績の会社だったりとかで、どーも人選を間違えてたり。。

そのチョイスって、どれだけ自分も含めたおじさんたちがびっくり(゚ω゚)できるか?がポイントなんだけど。。

もうあと残り少ない人生、ひたすらお腹の出てくる自分に嫌気さしながら、ドロ船に乗って沈んでくか、お肌ピチピチのイケてて面白い変人コンサルに託すのにかけてみるか?

そこまで的外れな見解でもなくないですよね?

ここ最近伸びている本を聴くサービス
アマゾンオーディブル

 

雑誌や本の作りは本当に素晴らしいから、他に活かし方があるはず!

今や雑誌なんてDマガジンとかだと月額¥400で、Kindleとかだと本代がかかるけど書店で買うよりも安く買える、いわゆる電子書籍だとサクッと本や雑誌が読めちゃう世の中ですが。。

実は紙媒体って、特に雑誌って物凄い手間ひまかけて作られてるんですよね。。

「24時間戦えますかー?」なんてCM、今から30年くらい前にあったけど、出版業界とか、テレビの業界とかもそうなのかな?

寝る暇も惜しんで制作してた時代ありましたよね。

しかも、出版業界とかマスコミ業界ってみんな好きでやってる人たちが多いから、「こんなに寝てない自分、凄くない?」とか「もう3徹!」なんて言って寝てないマウント始まっちゃったり(笑)。

もちろん今でもクソ忙しい時は、どんな業界も睡眠時間削って制作物作ってる人たちいますが、昔のように何日も会社に連泊してっていう感じじゃない。

でもそんな風に寝る暇も惜しんで、手間ひまかけて作ってきた雑誌ってやっぱり凄くて、たった2ページの中に物凄い情報が詰まってて、雑誌全体でいうと、第一特集・第二・第三・第四・コラムからカルチャーページまで、ギューッと編集者の熱とともに詰まってる。

文字の構成もきちんとされてるし、誤字脱字あんまりない(ある雑誌はありますがww)。

書店だと、少なくても130ページくらい〜250ページくらいの紙の情報の固まりが、趣味趣向に合わせて¥500〜¥800くらいで売られてる。
実はコスパのいい情報ツールですよね。。

物凄い制作費がかかってるのに。。
最近はその費用も抑えられてて、
ファッション誌とかのカメラマンとかスタイリスト、ヘアメイクさんたちのギャラも一部大手を除いて、そんなに良くはない。。

その上、コロナ騒動が加わって景気が悪くなったら、、、
制作コストは下げられ、クオリティはおのずと落ち、ますます売れなくなり、、

今まで買ってきた読者も雑誌買うのやめようってなるよ。。
Dマガとか電子書籍たけでいーやって。

最近私のよく行く美容室でも雑誌置かなくて電子書籍でタブレット置いてる。。

わざわざ場所も取ってお値段も高い紙媒体を買くのは、よほどのファンは余裕のある方でないと。。

それでも雑誌とかコミックとか、本はなくなってはいかない。
淘汰はされるけど。

みんな電子書籍とかでも欲しい情報ではあるんだろうなと。

それは凄いことで、その凄さをそのまま縮小されちゃう世界に閉じ込めちゃうのは勿体ない。

だったら、今までと違うやり方で方向転換するために若手のネット成功者に頭下げて、聞いてみるのも手かなと。

 

業界とか全然関係ないけど、台湾のIT担当大臣とかちょっと羨ましい

台湾のIT担当大臣の唐鳳(オードリー・タン)さんは史上最年少で大臣になった若干35歳の天才!

 <img src="nmama-worker.comp565previewtrue_e.jpg" alt="蔡英文(ツァイ・インウェン、さい えいぶん)"/>
写真はニッポンドトコムさんよりお借りしております。

いいなー。
台湾。
スピード感あって。

小さな島だから意見通すのも早いのかな?
羨ましい限り。。

そういえば台湾って中国からの入国を真っ先に封鎖しましたよね。

すばやい動きで決定打を打つ。
やばいなーとか思う前に。
その責任も覚悟の上で。

首相は優秀な女性で
蔡英文(ツァイ・インウェン、さい えいぶん)さんだ。

台湾のすべてがいいとか、日本が嫌だなんて思わない。

むしろ日本はコロナに関してはそこまでひどい対応じゃなくてうまくいってる国とも言われてる。

ただ、、
日本のIT担当大臣は、昭和15年生まれの竹本直一さん。

通称はんこ大臣とか言われてます。。

そりゃあ出版業界とか他の業界のおじさん文化がすぐに変われる訳はないですよね。。

これも全然業界ちがうけど、
例えば、芸能人の宮迫博之さんなんか、ヒカルさんとコラボして成功してる。

最初めちゃくちゃぶっ叩かれてましたけど。
ヒカルさんとうまく絡んで、ときにコンサル的なアドバイスとかも頂きつつ、結局現在は登録者数139万人。

始める前は勇気もいったでしょうけど、その勇気が結果をもたらした。

テレビに干されても生きてかなきゃいけないから、なにかできる事を探した。
そしてめっちゃ年下の前髪半分金髪の男の子とコラボした。

たくましいな。
それくらい這いつくばってでもやらなきゃと。

スピード感っておじさんになってもお尻に火がつけば持てるもんなんだな。

 

実績のある突拍子もない人に投資してみる方が確率高いのでは?

どうせ斜陽産業と呼ばれてる【出版業界】だったら、、

中でも電子書籍が調子いいんだったら、
そっちを盛り上げるために、
おじさん脳を若い人たちに投資してコンサルしてもらい、業界を変える一歩を行く。

実績を残してきたビジネスに怖がらない若い人たちになるべく早く動いてもらう。

凝り固まったおじさん脳に新鮮な空気が吹き込まれて面白い効果が生まれる。

オリジナルの商品とかもできたり、反感も買ったりする。

例えば搾取され過ぎて
実入りが少しだったとしても、
もし失敗したとしても、広告費を払ってあまり効果が得られなかっただけ、と割り切れるくらいから始めてみたっていい。

若い人たちに媚び売って生きるっていう術を勉強してもいいじゃんないかな?!

投資して反映して前進してくことがビジネスだとしたら、
動かなかったらただただ衰退してくだけの業界になるだけ。

これも、おじさんたちが今までやってきた自負を守るためのひとつの手段なはず。

若くして成功してきた若い人たちの恩恵にあずかりたいおばさんワーママの願いです。。

『出版業界 オワコン部?!』育休ワーママがデジタルハリウッドで学ぶ理由