35歳以上はこれを読んで!女性誌の編集歴15年が選ぶカジュアル誌5選

服に悩めるこひつじさん

「女性ファッション誌ってたくさんあるけど、お仕事系コンサバとか、ママ系とかだと自分が観たい雑誌とは違うんだよなー。。
今や定番的なナチュラル系の服だと飽きが来ちゃうし。。おばさん感も出ちゃう。。
思考を高めるライフスタイル誌もいいけど、リアルなファッションスタイルが観たいんだよなー。
30代でも40代でもハマる大人のお洒落カジュアルファッション誌ってどれなんだろう?」

こんな疑問持ってる方いませんか?
わたし、えぬままも雑誌の編集の仕事をしなかったら、恐らくこんな風に思ってただろうな?という想いのもと、疑問に答えてみました。

●今回の記事の内容
大人のカジュアルファッション誌5選
ファッション誌を選ぶポイント
まずはサブスクの電子マガジンなんかで流し読みを!

わたしえぬままワーカーは、メンズカルチャー誌から女性ファッション誌まで
過去20年、サラリーマンとして雑誌の編集者をやってきました。

女性誌を担当してきて15年。
編集・雑誌プロデュースの仕事はとても大変だったけど、正直飲み歩いたり遊んでるよりもずっと楽しくて、雑誌の仕事に熱中してました。
その15年の間、わりとずっと出版業界の調子の悪さは度々ネットニュースになっていて、もちろんそうなんだろうけど、業界の調子悪さと同じくらい、調子いい雑誌や書籍が登場したのも事実です。

【えぬままワーカー経歴】

・18万部実売のメンズカルチャー誌編集者
・12万部実売の女性ファッション誌プロデュース担当
・その他実売3万部のファッション別冊本編集長、健康本の書籍など、紙媒体のディレクション業務を経験
・月間30万pvの女性ウェブメディアを構築し、育休中になくなる😂
・月間150万pvの女性ウェブメディアも構築し、そちらは健在中😊

そこまでファッションに詳しくなかったえぬままが、メンズカルチャー誌の編集に関わり、そこで出会った編集者と女性ファッション誌を制作にすることになり、15年間以上も女性誌にたずさわるとは。
本人の自分が1番びっくりです。

ビームス・アローズ・シップスくらいしか分からなかったセレクトショップも、今までアーバンリサーチやナノ・ユニバース、ドレステリア、トゥモローランドなどの大きなとこから、プチショップまで数々のショップのプレスの方々に取材や撮影でお世話になりました。

15年以上も女性ファッションに関わっていると、その時々のトレンドもチェックしますが、普遍的にいいなーずっと使いたいなーリピ買いしたいなーと思うものが見えてきます。

当然ファッション誌も読み漁らなくてはならないのでファッションに詳しくなります。

人生なにがあるかわかりませんね!

女性のお洒落に対する向上心は素晴らしいなーと関心するばかりです。

そんな向上心を持つ女性ファッション誌の中から
お洒落だなー参考になるなー読み続けたいなーと思う大人カジュアルなファッション誌をえぬままの独断と偏見で5つピックアップしてみました。

●大人カジュアルファッション誌を選ぶ基準
・男性に媚びてない
・年齢で区切らないシンプルなスタイル
・基本的に付録がついてない

読むとおしゃれが楽しくなってきます❢

無駄な服えらびをやめるポイント3 【雑誌制作歴15年の私が紹介】

【ここだけの話】女性誌の編集歴15年が選ぶ大人のカジュアルファッション誌5選

女性の雑誌の画像わたしが20代のときに仕事で読んでて、40代の今、残ってるカジュアル系の女性誌って実は半分くらい。

●休刊した雑誌

・steady
・JILL
・Jipper
・soup.
・GRITTER
・LARME
・KERA
・AneCan

一部ギャル雑誌もありますが、パッと思い浮かぶだけで上記くらいは軽く書けます。

こうやって並べるとドカジュアル雑誌って厳しかったのかな?と結果的に思えます。
と言っても「たら、れば?」の話ですが😅

スタートした時期は違えど、7、8年以上前からあるものがほとんどで10年以上前からあるものもあります。

そんな中で付録も付けずなんとか生き残ってきたカジュアル雑誌のたくましさって本当にすごい。

生き残るだけあって雑誌に紹介されるファッションのお洒落度は間違いなし!

大人のカジュアルファッション雑誌5【GISELe】(ジゼル)

ちょっぴりモードテイストが入ったシンプルなカジュアルスタイルの雑誌。

取り上げられるブランドのイメージは下記。

・ENFOLD.(エンフォルド)
・beautiful people.(ビューティフル ピープル)
・BEAUTY&YOUTH(ビューティー&ユース)
・ADAM ET ROPE’(アダム エ ロペ)

少しクセがあるけど上品さを兼ね備えた大人カジュアルなブランドが多いです。

外国人モデルが着こなした大人のシンプルファッションに少し遊びを効かせたパンチのあるバッグやシューズで外したり。

ベーシックなカジュアルでありつつ、お洒落を攻めつつ楽しむスタイルでファンの多い雑誌。

表紙も外人モデル一筋で、ワンタイトル雑誌という潔さもステキ。

硬派なカジュアルファッションならジゼルをどうぞ!

 

大人のカジュアルファッション雑誌5【CLUEL】(クルーエル)

 

大人のカジュアルファッション雑誌5【CLUEL】(クルーエル)

どこか音楽の匂いも感じさせるカジュアル雑誌、クルーエル。
海外の雑誌を見ているようなお洒落デザインと紹介されるファッションスタイルのバランスの良さはピカイチ。

ほどよく力の抜けたコーディネートやアイテム選びは、意外とデイリーに活用できるお洒落過ぎない実用度の高い1冊です。

取り上げられるブランドのイメージは下記。

・LAVENHAM(ラベンハム)
・A.P.C.(アー ペー セー)
・MACKINTOSH(マッキントッシュ)
・HYKE(ハイク)
・Deuxieme Classe(ドゥーズィエム クラス)

大人の洗練されたカジュアルファッションを完成させるのにピッタリなブランド陣。

見ているだけで上がるそんな雑誌です。

 

大人のカジュアルファッション雑誌5【FUDGE】(ファッジ)

春の「パリ」企画と
秋の「ロンドン」企画は
読者にとって外せない鉄板の特集。

女のコはいつだってパリが好き!
お隣のロンドンのクールさもたまらない!

リアルなお洒落の雰囲気を感じさせる現地スナップなんかは雑誌と同じウェブサイトでも毎日発信しててありがたい❢

お洒落なハウススタジオはもちろん、お洒落カフェ、コーヒースタンドなど、他誌もそうだけど、モデルカットにとことんこだわるファッションの見せ方にファンも多い。

取り上げられるブランドのイメージは下記。

・agnès b.(アニエス ベー)
・A.P.C.(アー ペー セー)
・Dr.Martens(ドクターマーチン)
・Repetto(レペット)
・JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)
・JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)

ハイカジュアルを提案する雑誌にふさわしいブランド選び。

パリとロンドンのお洒落を感じるならファッジをどうぞ!

 

大人のカジュアルファッション雑誌5
【ONKUL】(オンクル)

【オンクル】というネーミング通り「おじさん」みたいなファッションをテーマにした雑誌。

大きめなカットソーやTシャツにチノパンやかたちのキレイなデニムなど、メンズライクなスタイルを上品に提案するオンクルは、まさにベーシックなファッションが好きな女性のための1冊。

表紙も中身もハーフか日本人モデルで、着こなしのサンプルとして参考になるものが多い。

取り上げられるブランドのイメージは下記。

・JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)
・B SHOP(ビ ショップ)
・ORCIVAL(オーシバル)
・scye(サイ)
・JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)

わりと永遠に着こなせる普遍的なファッションが詰まってて、なん歳になっても読める雑誌。

 

大人のカジュアルファッション雑誌5
【LaLa Begin】(ララビギン)

メンズ誌のBegin(ビギン)から派生してできた女性のためのファッションモノマガジン。

こちらもベーシックなファッションを軸にトレンドアイテムをバランス良くピックアップさせている。

モデルはハーフか日本人で買ったときのスタイリングのイメージもつきやすい。

ちなみにこの雑誌のモデル選びは、髪型。
ロングヘアのモデルは使用しなく、ショートかボブが基本。

メンズライクに徹底してますね❢

取り上げられるブランドのイメージは下記。

・ANATOMICA(アナトミカ)
・無印良品(むじるしりょうひん)
・TIMEX(タイメックス)
・L.L. BEAN(エルエルビーン)

特集も腕時計やデニムなど、モノから派生した特集が多く、他誌にはない切り口が特徴的。

 

カジュアル系のファッション誌を選ぶポイント

今回紹介したカジュアル誌を選んだ基準は

・男性に媚びてない
・年齢で区切らないシンプルなスタイル
・基本的に付録がついてない

上記です。

この出版不況の中、なかなかの強気スタイルです😄

それでもだからこそ、コンサバやナチュラル系、ママ系なども他誌とは異なる【大人のカジュアル】というポジションを確立して、継続し続けているんですね。

そのポイントは3つです。
1つづつピックアップしてみますね!

 

【カジュアル誌のポイント①】年齢で区切ってないけど無理してない

ここで紹介したカジュアル誌は年齢で区切られてません。
メイン読者は20代前半〜30代半ばでしょうが、聞くところによると20代前半の娘さんのお母さんである50代の女性も読者だと言います。

50代の女性にもしっくりくるファッションが載っているんです。

もちろんトレンドも意識してますが、普遍的にステキだなって思える服やかばん、靴が取り上げられてるんですよね。

だからこそ、幅広い年齢の読者にずっと読んでいただけるという理想的な雑誌のスタイルになっています。

ある意味コスパもいいファッションが掲載されていることにも繋がります😊

 

【カジュアル誌のポイント②】物欲だけにこだわってない

何よりもイメージを大切にしているんですよねー。

世の中、お洒落なだけじゃ売れないとか、イメージだけじゃビジネスにならないとかよく聞きます。
その通りです。

ここで紹介している大人のカジュアル誌はイメージをわかせてから物欲を刺激させています。

広告にもとことんこだわり、生活感を感じさせないつくりに徹しているんです。

そこの視覚的な差が、他誌とは1番違うポイントなんですよね。

物欲は二の次三の次。
まずはイメージをあげる。

ビッチビチに掲載されたユニクロや無印のプチプラアイテムばかりじゃ夢がないですもんね。

もちろんプチプラも載せるけど、読者の想像力を高くさせるイメージカットや企画でファンになってもらい、そこに載っている服を買いたくなる。

イメージ戦略がとてもうまいです。
気分が上がる=ワクワクするファッション。

ファッション誌だから、やっぱり気持ちがあがるのは大事なポイントですよね!

【カジュアル誌のポイント③】ファッションで勝負してる

流行りの付録に頼ってない。
絶対にやらない訳じゃなく(現にファッジは過去に数回の付録を付けてた号もあり)、今後つける可能性はあります。

ただ、毎号はつけないです。
それは予算もあるでしょうし、なによりもファッションで勝負をしているからのひと言に尽きるでしょう。

潔いです。
本当にいいと感じたおしゃれ服や靴が載っている。

センスアップの近道はやっぱり「大人のカジュアル誌」ですね!

 

まずはサブスクの電子マガジンなんかで流し読みを!

とは言っても、5つもあったらどれ買えばいいかわからない。。
という人もいますよね!

そんな方には、
まず楽天マガジンやキンドルなどで雑誌が読めるサブスクを!

 

先日、Twitterでも書きましたが、美容室なんかはもう取り入れてますよね!

カジュアル系以外も、メンズ誌やライフスタイル誌など、いろんな雑誌が一挙に読めるありがたい電子マガジン。

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