【PTA有償化】を勧めたら、面倒くさそうに副校長に玉砕された話

こんにちは。
現在小4、小1、1歳児を育てるえぬままわーかーです。

長女のが小2の時、ワーママやりながらPTA活動1年間やってみて、やっぱり【PTA】って、保護者ママたちや先生たちの足かせになってるな。。

いっそのこと「有償化できないか?」と疑問を持ち、先生や役員さんに持ちかけて玉砕されたお話、させて頂きます。

ここ最近は「少子化」でなおかつ「共働き」が増えて、【PTA】って時代錯誤な活動だよね…
って親が各地に増殖中。

結果、どんどんその活動は縮小されてて、実際に、都内の私の周りの小学校でも廃止してたりする学校も数えるくらいだけど増えてはきています。

声をあげるのは意外に大事だと、ブログに綴らせてもらいました。

3分間お付き合いくださいませ。

 

【PTA有償化】を勧めたら、面倒くさそうに副校長に玉砕された話

世の中、どんどん老人が増えてきて、このまま10年後は4人に1人、3人に1人の割合で若者が老人を支えないとイケなくなる。

ってよく聞く話なんですが、何一つ20年前と変わってないですよね?

俗に言うシルバーさんっていうんですかね。

私は、このシルバーさんたちに報酬をお支払いして、各小学校のPTA活動を行ってもらうのはどうなんだろう?
と、子どもの通う小学校の副校長先生に提案した。

えぬままワーカー

「みんな忙しくて、月1ペースの活動報告会やら総会やら、プリントで連絡したりするアナログ感満載のPTAは、非効率で先生にも保護者たちにも負担しかないですよね。有償化にしてはどうでしょう?」と。

 <img src="hige_chobihige.jpg" alt="副校長先生"/>
副校長先生
そう思われたなら、保護者の方やPTA役員さんと話して進めてください。

 

「それのご協力を先生方にして頂きたいですが。」
えぬままワーカー

「どのように進めるのか、誰の何をどうやって?」
副校長先生

「シルバーさんや専業主婦の方々に有償でPTAをやれば一石二鳥かと」
えぬままワーカー

「それではそれを進めて見てください。ごめんなさいね、忙しいですので!」
副校長先生

(私を職員室から追い出した)

玉砕ーーーー!

私がPTA活動「推薦委員会」に参加したのは2年前。

あまりにも時代錯誤の活動内容で、仲間の委員の人に聞いたら、みんな「推薦委員会」の活動内容知らなかった。。

この小学校のPTA活動はポイント制。

共働きの家庭も1人の子どもにつき、6年生までに6ポイントはないと6年生で強制的に役をやらされるというもの。

ちなみに私がやった「推薦委員会」のポイントは4ポイント。

誰が決めたんだろ?
と思ったら、過去にこの小学校で10年くらい前に、ポイント制を導入した保護者の方がいた。
(それを知ったのはPTAと先生方との強制的に参加させられた有料の新年会の時)

新年会では、地域のよくわからない小学校と関わりを持つご老人の方々や、商店街の人たちがいらっしゃっていた。

【PTA】って。。

これは根が深い。。
サクッと変えられる話じゃない。。

新年会は、否応にもそう思わされたひとときでした。。

ただ、だからこのイビツかたちの「PTA」文化、無くす必要はないから、時代にあった形にしてほしい。

「運動会」とか「水泳大会」とか「地域のイベント」とかで、PTAの方々の活動ってあった方がいいと思ったから、なおさらこれは有償からした方がいい。

先生方も、保護者のママもパパも忙し過ぎて穏便に過ごしたい

 <img src="s.jpg" alt="PTAに拘束されているイメージ画像"/>先生方の1日って忙しい。。
朝早くから朝の会が始まって、8時半過ぎには授業が始まる。
休み時間だって、丸付けや次の授業の為の準備とか、子どもたちとの交流したりもする。

お昼も給食を子どもたちと一緒に食べたり。
放課後も職員会議なんてものもあったり、それこそPTAからの連絡とか、学校での催し事の確認作業とか。

私が【PTA】をやってた時、みんなで遅くまで作業した事が数回あって、ようやく20時半頃終わって帰る頃、職員室に残ってる先生方、何人も居た。。

一方で、保護者のパパママたちの忙しさは、みんなの知っての通りで…

今って、共働き家庭がクラスに半分はいる。
共働きじゃないと生活できないから。
フルタイムで働くワーママもかなりの数います。

だから、先生方も親たちも【PTA】とかって、、
無償の業務をプラスしてやらなきゃいけないのは正直辛い。。

【PTA】って、小学校とか中学校とか入ると同時に半強制的に入るものなんですよね?
任意なのに…(笑)

これ誰が得してるんだろ?
私が【PTA】をやってた期間、疑問だらけでした。。

戦後すぐにアメリカから始まった【PTA】のシステムを導入して役になったのは知ってるけど。。
今、もう令和2年。。

子どもの数も相当減ってる。。

少なくとも【PTA】役員や委員会の人数もそこまでいらないよね。。と感じる。

学校からの毎日のように配られるプリント類でさえさばくの大変なのに、【PTA】からのプリントもって。。お金も紙もコピー代もかかるし。。

どうしても配布が必要なプリント(【PTA】のそれがなにかは微妙だけど。。)以外、各学校のHP内で見られればそれでいい。

そのHPに何か掲載されたら、その都度メールで送ってもらうシステムとかだとさらに便利。

もしそういうのが疎ければ、学校公開日にご自由にお持ちくださいBOXとかにプリント類入れとけば十分じゃないかな?

なんて話を私が【PTA】やっていた時の仲間に話したら、割とみんな納得してた。

だけど、そのシステムをやるまでが大変で。。
先生、保護者、各地域や周辺小学校との連携しながら変えてかなきゃイケない。

逆に【PTA】参加しながら変えてくという感じ。
イヤ、本末転倒だよ…
その時間がないのに、変えるために色んなはんこ大臣的な人たちにかけあわないとイケないなんて…

だったら、、
もし【PTA】役員になったら、1年間だけ穏便にサクッとことを荒立てずに自分の業務を終わらせたいと考えるのは自然の流れなのです。

 

私が担当した「推薦委員会」の活動は、翌年のPTA役員を決める役

私はこれを「推薦委員会=パワハラ委員会」(≧∇≦)bと勝手に命名してました(笑)。

いやあり得ないって。
みーんな【PTA】役員なんてやりたくない。
やりたくないから、その役員を「誰か」が決めなきゃイケない。

その「誰か」=「推薦委員会」なんです。
凄くないですか?

もう、
これだけパワハラ反対なんてニュースで騒がれてるのに、義務教育の小・中学校の【PTA】自体がまさにそれでしょって。

だけど引き受けて、しかも私なんてジャンケンに負けて委員長になっちゃって…(;´д`)トホホ…

なぜか今年度の「推薦委員長」の顔として、【PTA】便りに写真を載せられ。。

そう言えば、あの人気芸能人の菊池桃子さんも過去に「PTA廃止」なんて声あげてましたね。
お子さんが学校に通っていた時に声をあげてたようですね。

今の世の中みたら、あまり変わらなかったようですが…

でもあれだけ有名な女優さん(昔は超アイドル歌手でしたねww)がそういう声をあげてくれるのは、庶民としてはありがたい!

菊池さんが「PTA廃止〜」なんて言って政治家に立候補したら投票しちゃうだろうなー。
ワーママからの票も多いはず。

みんな心底嫌だ思って、声をあげても変えられない。。

行動し続けないとイケないし、1人じゃ変えられない。。
そんなことしてる間に子どもたちは小学校を卒業するし、引っ越しとかもする。

またその小学校で振り出しからスタート。。

だから大元から廃止しないとなんだけど
戦後からの根強いシステムを変えるって。。

そこには莫大な労力がかかる。
仕事も家のことも子育てもやりながら、PTA廃止業務はさすがに無理がある。
し、やらなくてもいい。

ただ【PTA】ちょっとおかしいな?と思ったら、少しだけ声をあげるだけでもいいのかなと。

だから、私は労力をかけずに口だけ出した。
副校長先生と、その時のPTA会長に「PTAって有償化ってどうなんですかね?」と。

ダメ元だとわかってたけど、
悔しいから伝えるだけ伝えた。

怪訝な顔されたけど、副校長先生なんかは、割とみんなからこういう事言われてるようで、「ああまた来たか!」って感じでした。

 

それでももちろん戦後のシステム【PTA】はすぐには無くならない

結局、1年間「推薦委員会 委員長」としてその業務をマジメに全うして、報告会や総会にもキッチリ出席。(笑)

そこは私の真面目な性格が出ちゃいましたね。。
他委員の人の中には、委員長業務が大変だと、途中棄権して、副委員長が委員長して、他の委員の中から副委員長を選出した所もあった。

私は「確かにそれでもいいのかもな」と思ったし、嫌ならそうすべきだと。

他の人たちは大変だけど、、
でもそうしないとこの嫌さ加減が伝わらないもんなと。

基本的に【PTA】やるのってママたちでしょ?

でもその【PTA】のさまざまを決めるのっておじさんでしょ?

戦後は良くても戦後70年続けろって誰が言ったのかな?

と「朝まで生テレビ」(古…)みたいに熱い激論交わしたくなるくらい。

結局変わらないんだけど。

それでも言葉として発するのはめちゃめちゃ大事。

共感を覚えるから。

「そうだそうだー!」って。

そして、ほんのちょっとづつだけど、【PTA廃止】する小学校はある。
確実に増えてはいる。

だから私は「いいぞいいぞー!」って言い続けたい!
私の子どもたちのために。

こんな嫌な思いしてまで、やる活動じゃないから!

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