【出版業界オワコン部?!】おしゃれ系ファッション誌のアラフォー女子

 

困る女性
お洒落系ファッション女子Aさん
アパレルブランド制作からファッション誌の編集になる。ファッション業界歴18年の41歳。
仕事は楽しいけど、同期で遊ぶ友だちも少なくなり最近自分の年齢が怖くなってきました。。
エヌママワーカー
アラフォーになると無理できなくなったりグンと体の調子が変わってくるお年頃ですよね。

エヌママワーカー経歴

・18万部実売のメンズカルチャー誌編集者
・12万部実売の女性ファッション誌プロデュース担当
・その他実売3万部のファッション別冊本編集長、健康本など、紙媒体の編集長業務を経験
・月間30万pvの女性ウェブメディアを構築し、育休中になくなる😂

・月間150万pvの女性ウェブメディアも構築し、そちらは健在中😊

ファッション誌やライフスタイル誌に20年近く携わっていると「この人素敵な年のとりかたされてるな」とか
「この人が着るとなんでもお洒落に見えるな」って思う人ってがときどきいます。

一方で「この人雑誌から飛び出してきたみたいだな」とか「無理してファッション業界で頑張ろうとしてるな。。」とか思ってしまう人もいます…

それでもファッションを楽しもうとしている人たちをみると、人生が豊かな印象を受けます。
今回は、数あるファッション誌の中でもお洒落系のファッションに携わる女性たちにフィーチャーして、ちょっとした心配とエールを込めた記事を書いてみました。

きっと「大きなお世話だよ」という人もいるでしょう。
すみません。。
そんな方はここでストップしてください。

でも「耳が痛い…わたしのことだ…」という人も少なからず居ます。
ちょっと耳を傾けてみようかな?と思う方のみ読み進めてくださいませ。

【出版業界オワコン部?!】おしゃれ系ファッション誌のアラフォー女子

おしゃれ系ファッション誌のアラフォー女子アーノルドパーマーやアクアスキュータムなど割と年配層の根強いファンが多かったブランドを抱えるアパレル会社「レナウン」の解体や、アラフォー世代には関わりも多かった人も多いであろういわゆるギャルの上品版ブランド「セシルマクビー」の全店舗閉店・ブランドの終了、H&Mの250店舗を閉鎖・ネット通販の強化など。

2020年は、ファッション・アパレル業界が全体的に縮小しているイメージの多い年でした。

故スティーブジョブズのように常に同じファッションをする思考の人が徐々に浸透しつつあるのか
アパレル業界の低迷のみならず、ファッションの制服化も進んでいて、機能やコスパ、時短重視の世の中で、ファッションの重要性がどんどん下がってます。。

とうぜん雑誌全体の売り上げも年々落ち続けますし、全体的なブランドやお店の数も少なくなります。
元気に忙しくお洒落系の雑誌を作っていた女性たちは20代から40代になり、ふと我に返ります…

【バリキャリ女子】が婚期逃すのはがんばり過ぎてるだけじゃない。

 

【出版業界オワコン部?!】お洒落系ファッション女子は非モテが多い?

実はこの記事、ギャル系やコンサバ系でなく“おしゃれ系”というのがポイント“おしゃれ系”ファッション誌に携わる女子という狭いターゲットの女性に向けて執筆させて頂いています。

というのも、、
常にトレンドの先端で情報を発信する、ファッション誌業界のはたらくファッション女子たちは、美意識の基準がわりと高く、将来のパートナーとなる方への基準値も高い方が多いんです。
言ってしまえば、、いわゆる普通の幸せを掴んでいる人が少ないんです。

ファッションに関わる仕事が好きで遊ぶのも好き。
だから家庭の幸せは要らない!という人であればまったく問題ないんですが、彼女たちの中には実は家庭を持ちたい人もいるのも事実

だってお洒落系の雑誌の後半ページにはちゃんと占いや恋愛の相談ページ、コラムがあって服のことだけしか考えてないわけじゃないから。
ちゃんとパートナーが欲しいと思っている。

ただ、ファッション業界に関わる彼女たちはとてもおしゃれでトレンドに敏感で、キラキラした仕事の関係者とつるむことも多く、そんなわたしと付き合う男性はおしゃれカルチャー志向の強い人がふさわしいと思っているのも事実。

だけど一般的にそこまで仕事に関係ないおしゃれカルチャーに詳しいイケてるメンズはいない。。し、いても早い段階でモテ系女子に捕まえられています。

若いときに相応の男性を捕まえられなかったファッション女子たちは今は、仕事と仕事に生きる女子の友だちとつるむことが何より居心地がよくなります。
そうするとどんどん男性から遠ざかってしまう。。

そうなんです。
基本的におしゃれ系のファッション雑誌作ってる女子たちは非モテが多いです。

【出版業界オワコン部?!】ファッション非モテ女子だって本当はモテたい!

その非モテファッション女子たちがアラフォーになり、自覚のないまま年を取って、売れないおしゃれ系のファッション誌を作り続けている。。

セレクトショップのよく知らない(モードなテイストの)ブランドの個性派ファッションに身を固めてマウントとって自己満足で生きる。
男性の目よりも自分たちの好きなファッション、女性が見ておしゃれと思う服を好む人がターゲットなので、どうしたって非モテ道に進んでしまいます。

でもそんな非モテなファッション女子だって本当はモテたいんです。
モテて結婚して子どもだって欲しいんです。

ただ自覚がないから出来ないし、好きな服を着て現実逃避に近い状態で生きてます。
いつかするだろうとアラフォーになっても思っているんです。

もちろんおしゃれの方々の中には顔が可愛いかったり、運良く好みの男性と繋がれたりする人もいます。
が、
基本おしゃれ系ファッション誌に携わる編集者やスタイリスト、アパレル関係者たちは、非モテ人生を自ら選択しています。

ちなみにちょっと前に流行った言い方をすれば

●非モテ雑誌=青文字系
・GISELe・LaLa begin・ginza・装苑・FUDGEなど

最近だと、この青文字系が白文字系などと言われたりもしたようですが、白文字系はそこまで浸透していません。

●モテ系=赤文字系
CanCam、ViViなど

ファッション誌は他にも、storyやVERYなどのコンサバ系から、リンネルやナチュリラなどのナチュラル系、ほかにもお仕事系など、たくさんのジャンルがあります。

なかでもとりわけいわゆる青文字系に携わる人たちは、その非モテ度が高い。

かなりの出版不況でどの雑誌も売れなくなり、斜陽産業な出版業界にいるアラフォーアラフィフな彼女たちの周りには頭のかたいおじさんリーマンしかいません。

横にいて欲しい華やかなファッション・カルチャー男子は、モテ系女子に捕まえられてるので。

非モテファッション女子はピュアで心のきれいな女性が多い

それでも、、
思うんです。。
モテ系の赤文字系雑誌にどうしても馴染めない
メディアが勝手に(とまでは言いませんが。。)持ち上げてきたおしゃれ系雑誌を私たちの雑誌=居場所として大切にしてきた女子たちの純粋なファッション好きな気持ちがとてもピュアだと。

20年くらい前から10年くらい前まで、いわゆる男を意識したモテ系の赤文字のファッションじゃない「女性が本当に素敵と思えるファッションが新しくてカッコイイ」
と青文字系のいろんな雑誌がちょこちょこと生まれはじめました。

そんな風に自分たち目線で出来上がった雑誌や業界でがむしゃらに働くことが楽しくて、そこでアラフォーまで公私混同で思い切り楽しむ。
婚活しようと思って気づいても年齢にともなう見栄とプライドがへばりついて離れない。。

おしゃれ系ファッション女子たちと苦楽をともに仕事をしてきてあるとき思ったんです。
たまたまモテ系じゃなかった。。
それならばそうじゃないと自覚して「気づいて」生きる。
そうしたら「したたかさ」だって出てくるはず。
それだけで充実した人生になるんじゃなかなと。

周りは関係ない!自分に素直に決断したら異性を見る目も変わるはず

ミナペルホネンという素敵なブランドがあるのですが、スカイツリーではたらく方々の制服を作ってるブランドです。
全国にも店舗を構えていて東京にもいくつかお店があるんですが、そこには幅広い年齢層のショップスタッフがいます。
20〜30代はもちろん、中には70代の女性もいるんです。
その70代の女性は、
ご結婚されて子どもも自立してしばらくして、
洋服がとても好きだという理由で働いていて、愛情を持って服に接して、接客されてます。
生きる原動力になってるんですよね。。

彼女には変なマウントはなく、本当に純粋な気持ちだけ。
他の人の目は気にならないようです。
そのくらいピュアな気持ちで仕事をやられてる。
すごく素敵で、心を動かされました。
ミナペルホネンが欲しくなったら彼女のお店で買おうと思います。

「70代でショップ店員」だと周りからは「大丈夫かな。。」と思われているだろうと自覚してお店に立たれています。
でも彼女は「周りは関係ないんです。服が好きなので。」と言います。

せっかくならここまでのピュアな気持ちを大きく持って、
あの不器用過ぎるピュアなおしゃれファッション女子たちなら
もっともっと、おしゃれ系ファッションを世に広めて、世の中の女子達がさらに元気になるようなメディアを作れるはず。
雑誌が駄目ならネットでも!

そんな風にいい意味での服バカな気持ちを大事に発信してたら男性を見る目線もおのずと変わってくる。

わたしはそう確信していています。