世の中ほんとに信じられないくらい不快な気持ちにさせる人っているんです。
これは子どもたちを9年間同じ保育園に通わせていた時に「卒対で起きたほんとにあった色んな意味で怖いママのお話し」です。
※卒対=卒業対策。子どもたちへのお祝いと、先生方に対して感謝を伝えるお祝い会を企画して実行する対策のことです。
【卒対トラブル・失敗談】しきりたがりママの承認欲求を満たすが勝ち!
結局のところしきりたがりのヤバめママは、周りから認められたい。
それだけなんです。
「わたしってこんなにすごい!」
「頭がいい!」「みんなをまとめられる!」
というのを近くにいる保育園のママたちにわかってもらえる絶好のチャンスというのが卒対なんです。
そのママ(Mさん)とは
うちの3姉妹の長女と次女の2人があわせて9年間通っていた保育園で、長女も次女も同じ学年の子を持っていました。
Mさんの子どもも2人とも女の子です。
性別も学年も同じ子どもたち。
4年前の長女の卒業対策のとき、Mさんがしきりたがりのヤバい人とは知らず、同じ当日の「お祝い会チーム」になってしまった…
卒業までにまとめるMさんとは別の「アルバムチーム」もあったけど、「お祝い会チーム」の方が楽そうに感じたから。
そんな「お祝い会チーム」のあの人=Mさんが牙をむき始めたのはしょっぱなの打ち合わせから。
ガッチガチに自分の思う通りの会にしたく、チーム内で役割を分けたにも関わらず、当日のBGM担当だったわたしの役割までしゃしゃり出てきて、お祝い会にかける音楽はこれとこれとこれが良くて図書館にもただで借りれるから、などと聞きもしない助言をしたがる。
わたしは「参考にさせてもらうねー」とだけ伝えて、
商用で使わないんだからYouTubeの音楽流せばいいじゃんと本業以外で仕事を増やされるのを拒んでいました。
他にも当日の席を決める担当にもなぜか、同じチームのファミリーが近い方がいいからもう一度、席順を書き直して欲しいなど。
働いてるママのためにある保育園のお祝い会なのに、卒対でみんなの仕事を増やす人になり上がってしまったMさん。
みんなを散々かき回してようやく終わった長女の卒対のお祝い会では同じチームの人たちと絆すら芽生えました。
この長女のお祝い会で、もうこれ以上Mさんとだけは関わりたくないと心から思っていました…
が、イヤなことは2度続く…
3年後に次女の卒業のお祝い会チームでまた同じメンバーになってしまったんです…
チーム決めの時にうまく言い逃れていた人たちは、Mさんとは違うアルバムチームになりました。
私のようにちょうど3女がお腹の中にいて、臨月で産まれる間近の人間や、Mさんがヤバいと気づけなかった人、気づいてても優しい人はMさんと同じお祝い会チームに。
3年前にやった長女の卒対のイヤな思い出が脳裏をよぎります。
案の定、そこからはたった2時間の次女のお祝い会のために1年も前から集まることになります。
役割分担を決めるための打ち合わせ、今後のスケジュールを組む打ち合わせ、そのあとようやく当日何をやるかの打ち合わせ、またまた役割分担の見直しの打ち合わせ、進捗の打ち合わせなどなど、毎月の打ち合わせはもちろん、打ち合わせの週は毎日のラインのやりとり。。
頭がおかしくなりかけました。。
わたしだけじゃなく、周りのママたちも。
Mさんががんばればがんばるだけ周りは引いていく。。
そこに気づけないMさんは、ただひたすらがんばる。。わたしたちはひく。。
はたからみたら滑稽でしかない状況をやり過ごしていました。
打ち合わせの時は必ず必要もない資料を何枚も持ってくる。。
データで送ればいいのに。。
ただ、その時に無表情で「ありがとう」じゃなく、「こんなに大変ですね。ありがとう。助かります」とわたしもみんなも嘘でも感謝してあげてたら、大惨事には至らなかったんだろうと思います。
きっと。。
ヤバいママには怒こる前にいったん認める。そのあと距離を取る
1年も前から打ち合わせを何度も、ラインのやりとりを何百回もやっているので、さすがにみんなもイヤになってきます。
ある打ち合わせで、Mさんの「お祝い会の時に子たちに渡す鉛筆を買おう!」ということに対して、
1人のママRさんが「やんわり(鉛筆)要らないかなあ。先生方の食事代に。。」そう言うと、逆鱗にふれ、一気にふてくされ打ち合わせの空気がよどみました。。
他のママたち11名は“鉛筆は園の卒園祝いでもらえるからいらない。それよりもお祝い会に来ていただく先生方の費用に充てた方が有意義だ”と思っていたので、代表してくれて1人のママRさんが言ってくれたんです。
マズいと思ったわたしは、空気を読めないフリをして「わたしもなくていいかなあ。そういえば(事前確認してた)あのママもそう言ってたなあ」などと言って援護するとMさんは、わたしとその意見を言ったママを標的にし出します。
そのあとのラインのやり取りで、わたしとRさんにケンカを吹っかけてきたんです!
Rさんはめんどくさい。。という気持ちよりも腹がたつことをされた気持ちが上回り、そのケンカを買ってしまいました。。
わたしはそこでも空気を読めないフリで「あれ?わたしMさんのこと反対してないですよ〜。みんなが賛成ならばそれでいいです〜」とやり過ごし、戦わない意を表しました。
そのあとはMさん vs Rさんになり、みんなRさんに賛同なんですが、Mさんは引かないという修羅場になってしまいました。。
結局Mさんは承認欲のかたまりなので「子どものこと想って素晴らしいね!そうだね、そしたら先生方の費用にも充てて鉛筆も1ケースじゃなく、3本セットとか買ってどっちもやったらいいね」とさとせば良かった。
相手は承認欲求をしたいだけの子どもと同じ。
赤ちゃんを抱きしめるように。。
してあげたら時間を無駄使いせずにすんだ。。
怒りは時間の無駄使いをしてしまいます。。
とはいえ【卒対】やったらヤバいママ以外みんなと仲良しに😄
そんなこんなで、ヤバい承認欲求ママのMさんはもちろんみんなから外され、Mさん以外のライングループがたちまち出来上がり、卒園して落ち着いたら改めて、Mさん以外のみんなで飲み会しよう!ということになりました。
平穏な日々と承認欲求をせがまれる人がいないママたちとの付き合い。
「そっちの小学校はどう?」とか
「塾行ってる?」なんて他愛もない会話をする。
この普通がなんともありがたい!
そして、何よりこの承認欲求Mさんのおかげで実はみんなと仲良くなれて、長女が卒園してからもう何度も飲み会をした仲良しママ友ができたのはかなり嬉しかったです。
あまりにもイヤな奴がいると周りは団結しようとがんばるもの。
がんばった同士が仲良くなるのは必然。
まとめ【卒対】絶対やりたくない・できないこと以外は基本乗っかる
保育園は基本的に忙しいママの集まり。
通常めんどくさい【卒対】はやりたがりにすべて任せるがベター。
でもそのやりたがりがめんどくさい奴なら、怒らず慌てずまず嘘でいいから認めてあげる。
ヤバい奴の神輿をかついであげてそのまま放置するやり方です。
神輿の上にいるヤバい奴は自分を客観的に見れてないので、大丈夫!
スキをみてじわりじわりと距離を取り、周りのママと情報交換する。
そして大切なのは、ヤバい奴からの意見で絶対やりたくない・できないことは絶対に引き受けないこと。
わたしも生まれたての子がいたので「経理を担当して」と春先に言われたときはすぐに断りました。
お祝い会は3月なのに、まだ暑い夏頃から早い段階からみんなのお金を収集して「何が必要だから計算しといて、あといくらある?」なんてことを半年以上もやりとりするのだ。
自分の時間はもちろん、子どもへの時間を取られるのは論外!
何を言われても構わない。絶対に無理だ!とロジカルに冷静に説明すると向こうも黙る。
もしもそれで、だったらあなたはお祝い会に参加しなくていいと言われたら「了解しました。そうします〜」と答えれた。
そのくらいイヤなことだったので。😭
それにもしそれで参加なしという権利はないし、そんなことで参加なしというような人とは一緒にいたくないですからねww
でも2回ほど保育園の卒対を経験して思うのは、本来は、お祝い会ってとりあえず人数集まれるレストランとか場所だけ1年前に予約しといて1ヶ月前から準備する!が効率的な気がします。。
基本的に卒対でめんどくさいのはとにかく人!
トラブルを回避するのが仕事のようなもの。
・いちいち怒らない
・トラブルメーカーを赤ちゃんだと思う
というのをひしひしと痛感したわたしの【卒対・失敗談】でした。
最後までありがとうございました!
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